2009年12月30日水曜日

Casino Music's Jungle Love


今年はCD、アナログ、DL等併せて音楽ソフトを1,100枚くらい購入。
昨年、一昨年は1,500枚程度だったからやや少なくなった。
これは景気後退による僕個人の消費行動の鈍化が原因。

でも、このくらいの枚数だとある意味「消化」できる。
フリーランスになったことによる、生活時間帯の変化も
大きな要因としてあるんだろうけど、今年は結構聴いたな、
「音楽」を。

さて、twitterが楽しくてブログをさぼり気味でした。
年末、今年最後かもしれないエントリに採り上げるにはいささか
キャラの弱いアイテムかとは思いますが、昨日購入して今
聴いているCasino Musicの『Jungle Love』について。

1979年発売、話題のZEレコーズからリリースされたアルバム。
しかしJames WhiteLizzy Mercier Descloux、または
Was (Not Was) らの陰に隠れて、当時も今もあまり話題に
ならない1枚だ。

1980年、高校1年の僕はおそらく双葉社から出ていた
『テクノボーイ』というムックで彼らのことを知ったのではなかったか?
ジャケットの色合いに惹かれ、当時は月に1枚くらいしか
買えなかったLPに、彼らのデビュー盤を選んだのであった。
賭けだった。
試聴なんてできなかったし。

日本海側の人口8万人の地方都市のレコード・ショップには
カジノ・ミュージックのアルバムなんて置いてあるわけもなく、
イコール取り寄せ、取り寄せイコール買わざるを得ない、
というハードボイルドな選択。

ところが、ほどなくして届き購入し、家に帰って聴いた
その音楽は、当時の僕の好きな音楽では全くなかった。

当時僕が好きだったのは、The Monochrome Set
書いたBruce Woolley & The Camera Club、そして
日本ではMoonridersとかだったのだが、なんか違う。

いっぱしのNW好きを気取っていたものの、今思えば
ニュー・ウェイヴらしさの権化であるカジノ・ミュージック
を、僕は全くいいと思えなかった。

なんだそのヘロヘロ・ヴォーカル。
人を喰った様なスカスカなアレンジ。
時たま見せるトロピカルな香り。

今なら楽しめる。
年間1000枚以上のアルバムを聴く俺なら、
「面白いじゃん」と云える。

でも、当時月に1枚しか買えなかった高校生の俺は、
この1枚で1ヶ月過ごさなければいけないという事実に
打ちひしがれていた。好きじゃなかった。
むしろ嫌いだった。

でも、それでもいっぱい聴いて好きになろうとしたんだろうな。
紙ジャケ復刻されたそのアルバムを今聴いているんだが、
全部しっかり覚えている。
そして、結構楽しめている。
当時、音楽的素養も何もなかった高校生にとっては
ちょっとハードル高かったな、ということもわかる。

そういえば当時僕は、Talking Headsもあんまり
好きじゃなかったんだよなー。
Roxy Musicもあんまり知らなかったんだよなー。
そんな若造が迂闊に気取ってZEのレコードとか
買っちゃいけなかったんだろうなー。

当時の俺にアドヴァイスしてあげたいよ。マジで。

でも、そんな青さも含めて経験だし、
その時々なりの「青さ」を抱え続けて
僕はずっと音楽を聴き続けるのだろう。

実際、このアルバムを買った翌年1981年3月、
『A Long Vacation』というアルバムが出て、僕の
人生は大きく舵を切ったわけですからねー。

そして2009年も終わりか。

あ、Casino Musicにもし興味をお持ちでしたら、早めに
買っておいたほうがいいかも。
昨日、新宿タワーでかろうじて1枚残っていた(1枚しか
注文しなかった可能性もあり)のを僕が購入してしまい
ました。紙ジャケモノは、ある時に買っておかないと
すぐ無くなってしまいますからねー。
今後、全世界的に再評価される可能性も低いような気もするし。
(そんなアルバム別にいらねーよ、とか云わないの!)

amazonならこちら。在庫あり。
アフィリエイトしてません (笑)。



2009年12月13日日曜日

Rockaway Beach Boys!


いつも拝見しているこちらのサイトで知り、CDを購入。
その名もRAMOUNS『Rockaway Beach Boys』(笑)。

おやじギャグもここまで行けば尊敬に値するわけで、
もうそのバンド名通りの内容です。

Ramonesサウンドで奏でるThe Beach Boysソングス、全12曲。
全曲「1-2-3-4」のカウント入り(苦笑)。

ってまあニヤニヤ笑いながら聴いていたんですが、
7曲目の「I Get Around」で大爆笑。
リズム・パターンが、「Do You Remember Rock'n'Roll Radio?」の
イントロ、そう、The Routersの「Let's Go」みたいなあのパターンなの。
これは参った。
やられた。

と同時に、ビーチボーイズとラモーンズの間に横たわる
Phil Spectorのことに思いが及ぶわけです。

そして、Joey RamoneがプロデュースしたRonnie Spector
『She Talks To Rainbows』収録の「Don't Worry Baby」
のことを思い出したり、それを聴いたブライアンの
嬉しそうな顔を思い出したり・・・。
キリがないなー。

ちなみにRAMOUNSさんはドイツのバンドで、Aの上に
ウムラートが付いているのが正式表記。
myspaceではバンド名がRockaway Beach Boysとなって
いるので混乱しますが、その辺のいい加減さもまたよし。

2009年12月9日水曜日

Why Isn't Chris Von Sneidern Famous?


年に1度か2度くらい、ふとChris Von Sneidernのことを思い出し、
猛烈に彼の曲が聴きたくなることがある。

先日も急に「Glory Days Are Gone」という曲が聴きたくなり、
そういや最近どうしてんのかなー、とオフィシャルを訪ねてみると・・・。

そこには映画の告知が。
タイトルは、
『Why Isn't Chris Von Sneidern Famous?』。

・・・。
なんでCVSが有名じゃないの?って無邪気に。
いやあ、すごいタイトルです。びっくり。

どうも、彼のこれまでの足跡を家族や友人、ミュージシャンなどの
証言を素材に構成したドキュメンタリーっぽいんですが、
ここいらでトレイラーも観られるので興味のある方はどうぞ。
どうやら映画自体は完成したらしく、試写も始まっているようですが、
日本で観ることはほぼ不可能だろうなー。
DVDとか出たらぜひとも購入したいとは思いますが・・・。
ここではDVDは11/16発売とあるんだけど、本当に出てんのか?)

彼がソロ・デビューをしてから15年以上、USインディ界では
ミュージシャンズ・ミュージシャンとして認知され、尊敬されている
ことがこの映画となったのだろうが、それにしてもすごいタイトルだ。

一時期は国内盤もリリースされるなど、日本でもパワーポップ
愛好家を中心に評価の高かったCVSだが、最近は滅多に
話題を聞くこともなかっただけに、これは大ニュースでしたね。
さすが、サンフランシスコの宝物。
あとは新譜待ちだな。

「なんでこの人が売れないの?」
というのは、
「この音楽が売れてほしい!」
ってこととイコール。

これは僕の永遠のテーマです。
僕が大好きな音楽が世の中に広まってほしい。
そんな思いがあるので、音楽制作したり、ブログやツイッターで
紹介したりするんです。

ささやかだけど。
そしてなかなかうまくいかないことのほうが多いけど。

CVSのアルバムの多くは現在入手が難しくなっているけど、
iTunes Storeで大抵の音源は揃います。
聴いたことない、っていう方にはまずは1993年の名盤1st、
『Sight & Sound』からどうぞ!



2009年12月5日土曜日

She & Him's Sophomore Album Is Comin'!


前回書いたBen Gibbardと今年結婚したばかりの
Zooey Deschanelのこと。

公開になりますが、名盤『Volume One』に続く
She & Himとしての2ndアルバム、
既にレコーディングが終わっているとのニュース

来年早々にはリリース&ツアーを予定しているらしい。
まあ日本にはまず来ないとは思いますが・・・。

She & Himの片割れであるM. Ward
最新ソロ『Hold Time』が最高に突き抜けていたのに対し、
話題のスーパー・バンド、Monsters Of Folkが個人的には
肩透かしだった(メンバーそれぞれのファンがみんなそう
思ったのではないか?)だけに、今度のShe & Him、
さらに期待が高まります。

それにしても映画のデシャネル、かわいいっすね。
絶対観に行こうっと。


2009年12月2日水曜日

Jay Farrar & Ben Gibbard


Son VoltのJay Farrarと、Death Cab For CutieのBen Gibbardが
一緒になって作ったアルバムを、「へー」なんて思いながら
タワー新宿で購入したのが約1ヶ月くらい前だったか。
というタイトル。

以来何度か聴いているんだが、その全体を貫く非常に
オーセンティックなカントリー・ロック的佇まいが今の僕には
たまらなく心地よい。

いわゆるオルタナ・カントリーのど真ん中を歩んできたJay Farrar
がこういう音楽をやることに全く違和感はなかったけど、
The Postal Service~Death CabのBen Gibbardが正面切って
カントリーと対峙するってのが新鮮。
そんでまた彼のヴォーカルがいいんだ!
1曲目の「California Zephyr」とか4曲目の「All In One」あたり。

ところでこのアルバムは、『One Fast Move Or I'm Gone 』
という映画のサウンドトラックということらしい。
映画は、証言で綴るドキュメンタリーみたいなやつなのかな?
盤のタイトル通り、Jack Kerouacの『ビッグ・サー』を音楽にした、
ということらしいのですが、僕はビートニクとかこの辺にとにかく
疎いので、うかつな説明はしません。
このページでいろいろ調べるとわかると思いますので、
興味のある方はどうぞ。

最近のUSチャートでは、相対的にカントリー・ミュージック
(を含有する)音楽がかなりの率を占めています。
CMAのみならず、AMAでも話題独占だったTaylor Swiftは、
まさに2009年のアメリカを象徴する音楽家でしょうし、
Carrie Underwoodとかもビルボード1位。
白人女性シンガーで、カントリーの香りのしない人を探すほうが大変です。

Shania TwainThe Dixie Chicksがあまり受け入れられなかった
日本ですから、これからもカントリー入った音楽は広く
受けることはないのでしょう。
かくして、日本「洋楽」市場の中のアメリカ占有率は、ますます
低くなって行く、という予測が立つのでした。

ところで前述のジェイ・ファラーとベン・ギバードのアルバムですが、
2時間超のドキュメンタリーDVDが付いたデラックス・エディションが
存在するんですが、ほしい。非常にほしいぞ。






2009年11月30日月曜日

Bruce Woolley & The Camera Club


Twitterの効用に、しばらく連絡を取らなかった、
お会いしていなかった人との再会、というものがある。

先方が覚えていようがいまいが、自分にとって懐かしかったり、
「その節は~」と一方的に思っているだけでフォローしてしまう。

そんな中の一人、田中雄二さんをフォローしていたら、
Bruce Woolley & The Camera ClubがまたCD化されたとの
ニュース。2001年に日本で初CD化されたきり、以降入手が
難しいアイテムとなっていたらしい。
しかも、日本盤はボーナス・トラック1曲だったが今回は5曲!

ということで早速ゲットして先ほど聴いていたわけだが・・・。

ちょっと待て!
この「ラジオスターの悲劇」、ヴァージョン違いじゃないっすか!
あれれ、「クリン・クリン」もヴァージョン違いだあ!!!

さて、ここまで非常に不親切に文章を書いていたことに気づいたので
少し補足をば。

Bruce Woolley (& The Camera Club) は、70年代後半から80年代
前半にUKで活動していたバンド。アルバムは『English Garden』1枚のみ
を残して活動停止(US盤は『Bruce Woolley & The Camera Club』という
タイトルでリリースされた)。

バンド・メンバーに、のちにソロでヒットを飛ばしたりプロデューサーとして
も名を馳せたThomas Dolbyがいたことで知られるが、当時の売りは
何といってもシンガーでありソングライターでもあるBruce Woolleyが
当時日本でも大ヒットとなったThe Bugglesの「Video Killed The Radio Star」
の共作者(Trevor HornGeoff Downesと共に)である、という事実。
そしてブルースのアルバムにもセルフ・カヴァーが収録されていた。

バグルスよりも幾分ストイックに、エレクトロ度低め、ロックンロール風味
多めのこちらのヴァージョンのほうが好きだった当時高校生の竹内は、
New Musik『From A to B』と同じくらいこのアルバムを聴いていた。
なんて個人的なNW思い出話はおいといて。

・・・で、今回の再発CDだ。
どうやら再発CDには2種類あるらしく、1枚は英Cherry Redから出た、
今回僕が入手した18曲入り(ボートラ5曲入り)CD。
もう1枚はやはり英Lemon(ここもチェリーレッド傘下)から出た(出る?)
19曲入り(ボートラ6曲入り)。
でも、これも確認取れていないんで確実な話ではないです。あくまでも
「らしい」ということで。

Lemonのエディションはamazon.comでは12月発売予定となって
いて、一応pre-orderしておきましたが。
もしかしたらこちらのほうには日本盤LP、CDで馴染み深いヴァージョン
の「ラジオスター」と「クリンクリン」が入っているかもしれないなー、
いや、そんなわかりにくいことするかなー?
とか。

あと、このサイトによるとBruce Woolleyの「ラジオスター」には
3ヴァージョンが存在するらしい。それの一つが今回のCDに
入っているものなのかどうか?
あと、今回のCDジャケットは、80年当時のUS盤アナログを
踏襲したデザインとなっているのだが、もしかして当時のUS盤
にはこのヴァージョンの「ラジオスター」が入っていた、とか??
アナログは日本盤しか持っていなかったから調べようがない。

CDのライナー、結構長い文章が入っていて、Bruce自身による
曲解説(思い出?)なんかもあるみたいなので、後でじっくり
読んでみます。何かヒントがあるのかも。
とりあえずiPodに入れて聴いていてびっくりしたんで、思わず
スタバで更新している俺。なので今、手もとにブックレットが
無いんです。

何やってんだかなー。
そんなことしながらもう今年もあと1ヶ月となるのであった。

Is This It?


先週末で劇場公開が終了し、週が明けてパッケージのリリースが
発表された映画『This Is It』、結局僕は2回観ることができました。

レコードも本もそうですが、複数回体験することで初回とは違う
感想がもたげたり、気付かなかった点に目が行ったりするものです。

この映画は、エンタテインメント業界に属する人間にとっては
いろんなことを考えさせられる内容を含んでいましたが、特に
僕が途中で気づいて「えーーーーーーーーーっ???」と
思ったことを一つだけ記しておこうと。

この映画というかコンサートリハーサルには、一切「譜面」が
出てこないんです。
ミュージシャンのリハ風景にも、コーラスの人の眼の前にも、
もちろんマイケルの近くにも。
イコール、音楽的な指示は、譜面上で交わされないってこと。
アンド、ミュージシャンもそれを譜面に起こしたり書き込んだり
しない、ということ。
全ては頭に、体に叩き込め、ということ。

それが素晴らしい、と単純に思うわけではないけど、
「完璧主義者」としてのマイケルを支える基本に、少年時代
体で覚えた経験があるのでは、とかまあ、
いろんなことを考えてしまいました。

映画を観た方も、観なかった方も、来年リリースされるDVD
もしくはブルーレイで確認してみてください。

もしかしたら特典映像では譜面が出てきたりしてね。
そうだったらごめんなさい、ですけど。

ちなみに僕は数種類あるパッケージの中では、これ
購入する予定です。




2009年11月28日土曜日

Twitter


遅ればせながらツイッター始めました。


津田大介氏の『Twitter社会論』を読み、そのリアルタイム検索
に関して非常に興味を持ったのがきっかけです。
取り急ぎ、知り合いを見かけてはフォローしている日々です。

さっき、初めてRetweetっていうことをして、まだドキドキしている、
そんな40代半ばのツイッター初心者です。

2009年11月19日木曜日

wilsonic works 2


またもや間抜けなタイミングにご報告ではありますが、
wilsonic竹内のお仕事第2弾が11月4日にリリースされました。

スピッツの実に6年ぶりとなるライヴDVD、
です。

その名の通り、今年1月に行ったさいたまスーパーアリーナでの
ライヴを収録したものです。2日目、1月18日のアンコールを除く
全23曲をフル収録しています。

加えて、初回限定盤にはそのアリーナ・ライヴの前に
行っていたホール・ツアーから、横浜と郡山の模様を収録した
ボーナスDVD(10曲+ゆるーいMCたっぷり!)、
そしてさいたまスーパーアリーナライヴをCDで
楽しんでもらうためのライヴCD2枚、
アーンド28P写真集というてんこ盛りフル・ヴォリュームです。

おかげさまで久々の映像作品ということもあり、売上好調です。
初回盤はそろそろ品薄になってきているみたいなので、
購入予定の方は少し急いだほうがいいかも。

思えば、今年の夏から秋にかけて、
ずーっとこのDVDのための作業を続けていたような気がする。
音源のトラックダウン、映像の編集、
仕様や価格設定、パッケージ・デザインの進行、など。
何せこのヴォリュームですからね。ちょっと1回チェックする
だけで、全部で3時間くらいかかっちゃうわけで。

予期せぬアクシデントにも何度か見舞われて、
一瞬発売延期もやむを得ないか?
なんてこともありましたが、スタッフの努力で
なんとか間に合いました。

映像監督の番場秀一も、素晴らしいお仕事をしてくれました。
思えば彼とはBLANKEY JET CITYのMVで初めて出会って以来、
もう10年くらいの付き合いだけど、
ずっと期待以上のものを提示し続けてきている。

すごいことだなあ、と思います。

そうありたいものです。


2009年11月17日火曜日

They Were The Grays!


14日の封切り日に話題の映画『脳内ニューヨーク』を観た。
そして昨日16日、Jason Falknerの来日公演を観に行った。

『脳内ニューヨーク』の音楽は、Jon Brion

ジョン・ブライオンとジェイソン・フォークナー。
おいおい、The Graysじゃないか!

なんて昨日ふと気付いた。
そんなこと考えている人間が少なくとも50人くらいは
いるんじゃないか、この東京に、なんて。

The Graysの素晴らしすぎる唯一のアルバム
『Ro Sham Bo』がリリースされたのが1994年、もう
今から15年も前のことだ。

Paisley Undergroundの名バンドの若きギタリストとして
バンドに加入。「第三の男」であったJasonは、1stアルバム
リリース後に脱退し、自分がメインとなるバンドを結成すべく
The Graysを立ち上げた。
蓋をあけてみると、メンバーのJon BrionとBuddy Judge
がJasonと均等に曲を書くという結果になっていたが、
その内容は非常に素晴らしく、現在入手不可能なのが
もどかしいし、当時も全く顧みられなかったのが悔しい。

Jasonはその後1996年の『Presents Author Unknown』
皮切りにソロ・キャリアを積み重ね現在に至り、
Jon Brionは基本裏方に回り、プロデューサー、
映画音楽作家として頭角を現すようになる。

そんな二人が2009年の11月、東京でニアミス。
いや、ジョンは別に来日したわけじゃないけど。
飽くまでも僕の中でのニアミス。
だって、『脳内~』は2008年の作品で、ようやく日本で
公開された、ってだけのことだから。

長く音楽を聴いていると、いろんなことがあるなあ、と。
それぞれの映画、ライヴの内容に関して全く触れていませんが、
悪いわけがないでしょう、ということで。


2009年11月8日日曜日

Recent Awesome Books


たまには書籍のことも。

仕事柄、音楽関連の本は雑誌も含め、たくさん読んでいるので、
大抵のことには感動や感心はしないんですが、
そんな僕が深く感じ入った最近のいくつかの本です。

著者:西寺郷太

マイケルの突然の死以降、様々な企画でいろんな本が出て
いるけど、「愛情」「知識」「想像力」がこんなにも美しい結晶を
作り出しているのはこの本が随一だと思います。
音楽家どうしならではのシンパシーと忖度の具合などは、
他の本では成し得ない部分だと思いますし、それをしても
大丈夫なだけの蓄積が著者の中にあるのは、文章を読めば
充分伝わってくる。
読了の瞬間、はからずも落涙してしまったことを告白します。

あ、映画「THIS IS IT」は今週観に行く予定です。


著者:阿久 悠

1972年に出版された本の復刻ですが、今でも充分通じる
どころか、今こそ読まれるべき本かもしれない。
タイトル通りの内容ではあるが、別に作詞家を目指して作詞家
になったわけではない、という阿久氏のスタンスからくる、
非常に「実践的」な視点が面白い。
普段自作自演のアーティストとばかり仕事しているので、
この本当の意味での「職業作詞家」の、しかも勢いに乗っている
時期の文章は、たまらない刺激となった。


著者:Jim Cogan and William Clark(訳:奥田祐士)

全米に点在する(した)全15の伝説的レコーディング・スタジオ
に関して、丁寧に丁寧に取材を重ねて、どうしてこのスタジオ
から、あんな名盤が生まれたのか、という検証をしていく
ノンフィクション。
ここでやっておかなければ、多くのパイオニアたちが次々と鬼籍に
入ってしまうわけで、その意味でもこの時点でまとめておいた
業績は賞賛に値する。
豊富なインタヴューと貴重な写真、正確な情報と
著者の音楽への造詣の深さ、訳文の的確さ、
長尺ながら一気に読めた素晴らしい本だと思います。
個人的には、スタックスの項がいちばんグッときたかも。
実際にそこで録音された音楽を聴きながら読むと、
楽しさが倍増するよ!


取り急ぎこんな感じです。
ビートルズ関連の本もここが商機とばかりにたくさん出版
されましたが、改訂復刻された『ザ・ビートルズ レコーディング
セッションズ 完全版』は必携でしょう。


2009年11月4日水曜日

Lamar Holley's Great New Album!


2007年にリリースされたファースト・アルバムのことは、
かつてここで書いた。
フツーにThe Beach BoysJellyfish好きならニヤリとする
音楽を、マジメに丁寧に作っている印象で好感が持てた。
38曲入り(カラオケを入れると全76トラック)という、ちょっと
ノヴェルティの香りもあり、非常に印象に残っていたアーティストです。

そんな男、Lamar Holleyがこの夏、セカンド・アルバムをリリース
していたのです。例によって、僕は1ヶ月以上前に買っていたのに
全然聴けておらず、つい先日聴いて、その内容の異常なほどの
充実振りにぶったまげてしまった、というわけなのです。

待望の2ndアルバム『Confessions Of A College Student』は
全12トラック(隠しトラック含む)と、今回はフツーのヴォリューム。
ジャケットには、「ラマー・ホリーによる、自叙伝的ワンマン・
ポップ・ミュージカル」というコピーが踊っていて、多分歌詞は
そんな内容なのでしょう。

コンセプトはともかく、今回は各曲のメロディの煮詰め方、
アレンジの的確さが半端じゃない!
ラマー君、ものすごい成長ぶりです。

中でも、2曲目「Biology」(前作に引き続き、やっぱこういうタイトル
なんだよね)でのバス・ハーモニカの効果的な使用法とか、近年の
ポップスではつとに聴いたことのないアレンジで感心しました。
3曲目「Forgotten Friends」のノスタルジックなシャッフル・リズム、
木管とストリングスとピアノが交替に現れては消えて、そこに
絡むマジカルなヴォイシングのハーモニー。いやー至福。

ってな調子で興奮して全曲解説してしまいそうなくらいの大傑作です。
Paul Steelとか好きな人は、まず間違いなく気に入るはず。

僕は、何よりも彼の甘酸っぱい声が大好きなんだな、きっと。
それとこれは非常に重要なことなんだけど、彼の音楽はまあ
一般的にはマニアックと呼ばれる類のものかもしれないんだけど、
それをこれ見よがしにやるんじゃなくて、とっても自然に聴かせて
くれている点。これ、得点高いし、これこそがアメリカの底力だと思う。
マニアックな人にありがちのエキセントリックさが全然感じられないもの。
オフィシャルMyspaceでチェックできますので、ぜひ。

ただ、日本では彼のパッケージCDを扱っているお店は
残念ながらないみたい。amazonではファーストが品切れ中
ノンパッケージなら全世界のiTunesで1stも2ndも手に入ります。
安いし、手っ取り早いのはこっちかなー。
どうしてもパッケージで、っていう人は、CD Baby
オフィシャルで買うしかありませんね。
オフィシャルだとサイン入りのチョイスも出来るみたい。
別にいらねーか。

2009年11月1日日曜日

Joe Pernice's Latest Album


買ってから2ヶ月以上も放っておいたことに気付き、あわててさっき
聴いたのがPernice Brothersのメイン・ソングライターでもある
Joe Perniceのニュー・アルバム『It Feels So Good When I Stop』
ソロ名義としては『Big Tobacco』以来9年ぶりとなる。

このアルバム、ジョー・パーニスの処女作となる同タイトルの小説
サウンドトラック、という情報だけ仕入れて購入しており、どんな内容
か知らずに聴き始めたら、カヴァー・アルバムだった。
それも、PlushとかSebadohとかのインディものから、「チムチム・チェリー」
なんてのや、70年代のワンヒット・ワンダーものとか、雑多なの。
えーと誰のどんな曲をカヴァーしているかは、こことかチェックしてみてください。
オリジナルを知らない曲もいくつかありましたが、かなり楽しめます。
中でも結構いい出来というか、彼にぴったり合うなあと思ったのが、
Del ShannonもしくはPeter & Gordonの「I Go To Pieces」と、
The Dream Syndicateの「Tell Me When It's Over」あたりの
「12弦ギターっぽい曲」たちかなぁ。

そしてアルバムの最後に入っているTodd Rundgren
「Hello It's Me」は、鳥肌モノです。
このアルバム、3箇所に本人によるナレーションが入っているんですが、
「Hello It's Me」の前にもそれがあり、そのナレーションが更に
曲を盛り上げる役目をしているんだなー。
しかもアレンジは生ギター1本とカバサ & タンバリンだけ。
これはやばいわ。

小説のサントラっていうのも珍しいとは思う(しかも作家本人が演奏する
なんて、相当珍しい)けど、こんなサントラが出来上がるってことは、
その小説は相当面白いと思うんだな。自叙伝っぽいのかもなー。
買っとくか、英語読めないけど(爆)。

2009年10月30日金曜日

2010 The Beach Boys in Japan


ボーッとしていたら10月も終わりそうだ。
せめて最低月に1回は更新しないと。

ということで、書いておかなきゃいけないことは
いっぱいあるのですが、まずはこれ。
ビーチボーイズが来年1月、4年半ぶりに来日します。
大阪東京のBillboard Liveにて、5日間全10ステージ。
移動日休みもありませんが大丈夫でしょうか?

Mike Love、Bruce Johnstonを中心とする
現在のビーチボーイズは、相変わらず精力的にツアーを
行っていますが、単独来日公演はもしかしたらこれが
見納めかもしれませんね。
ということで、1月20日から24日は竹内は仕事しません
ので、ここをご覧の関係者の方は、ご了承のほど、
よろしくお願いします。

オフィシャルにはまだ来日公演のことはアップされて
いませんが、日本の後はオーストラリアでオーケストラと
共演するみたいで、これも興味あるなー。
そのままオーストラリアまで追っかけるってのもあるなー(爆)。

出る出るといわれてまだ詳細が発表されないAl Jardine
アルバム、Disneyと新規契約し、未完成のガーシュインの
曲を完成させるというBrianの新譜ニュース、今年から来年も、
BB5を巡るニュースは盛りだくさんだ。



2009年9月26日土曜日

Album by Girls


久々にPitchforkのアルバム・リヴューで9点超えが出た、
と思ったらGirls『Album』だった。

これはタイムリー。
一昨日amazonから届いて、昨日ジャケットの話を知り合いのバンド
として、今日アルバムの全曲を聴いたばかりです。

うーん。
アートワーク9.5点、音楽7点。

マジでアートワーク最高だわ。
ジャケ写見ただけじゃだめ。
パッケージ手に入れてブックレット見よう。
ブックレット最高です。

そしてバンド名とアルバム・タイトルのあまりの一般名詞っぷり。
検索エンジン泣かせなのがマジ最高です。

アートワークがいいと、それなりの音楽は
より素晴らしいもののように響く。
素晴らしい音楽は、さらに崇高に映る。

昨日マスタリングが終わったばかりのとあるアルバム、
これからアートワーク作業に入るわけですが、
内容が素晴らしいだけにそれを後押しするジャケット、
これまた相当頭を遣わなきゃならんのです。

「制作」という仕事はどこまでも続くのです。
音を作っておしまい、ではないことがまた醍醐味でして。
これがまた、「やめられない」仕事なんですねー。


騒がせていますが、最近リリースされたCass Elliotの
ソロ・アルバム2枚を収めた2 on 1を昨夜聴いていました。
1st『Cass Elliot』は名盤だわ。
何度でも聴ける。
カヴァーってぇのはこうだよな、と。
Bobby Darin作で、Tony Orlandoでも有名な「I'll Be There」
(マイケルとは関係ないよ)とか、立て続けに5回くらい
聴いちゃった。

で、今日はなぜかさっきからBlondie聴きまくり。
世代的にはぴったり合っているはずなのに、当時1枚もアルバムを
買っていなかったアーティストその①、それがBlondieです。
ヒット曲は知っているし、知人の家に行けば聴けた
「ヒット・アルバム」だったBlondie。
今45歳の耳で聴くと、また新鮮なのでした。

2009年9月23日水曜日

A Tragedy of Japanese Edition


このブログを立ち上げて最初に書いたネタの、その後。

僕はこのエントリの最後に、暢気に

あ、9月には日本盤も出るみたいですねー。ボーナス・トラックとかあるのかな???

とか書いている。

書かなきゃよかった。

あったんです、ボーナス・トラック。
しかも5曲も。

通常のアルバムなら無視しているかもしれない。
シングルのカップリング曲、ライヴ・テイク、アコースティック・ヴァージョンやら
リミックスやら、基本的に興味ないから。
でも、このカヴァー・シリーズのボーナス・トラックは…。

コステロっつーかBrinsley Schwartzの「(What's So Funny 'bout)
Peace, Love And Understanding」、Queenの「Killer Queen」、
Ramonesの「I Wanna Be Sedated」、Blondieの「Dreamin'」、
James Taylorの「You Can Close Your Eyes」ですよ。

こりゃ仕方ない。買いました。
本編と比べるとアレンジや録音の詰めが甘い部分も結構ありました。
でも、それなりに楽しませていただきました。

日本盤を充実させようとする日本のメーカー編成マンの努力は
買いますが、ここまでタイムラグがあると(輸入盤が出回ってから
約2ヶ月)、正直「迷惑」だなー。

しかし欲しいものは買うしかないのだ。性なのだ。

そうそう、先日採りあげたPrefab SproutのNew Albumですが、
安いからと以前予約していたUKのサイトからも同じものが
届きました(泣)。
それとは別のサイトでも予約していたのは事前に気づいて
キャンセルしていたんだが、まだ他にも予約していたとは…。

相変わらずやらかしてます(反省)。


2009年9月16日水曜日

Prefab Sprout's New Album


Sondre Lercheの新譜はもちろんいいんだけど、
それよりPrefab Sproutの新譜(?)がすごいや。

だってさ、タイトルが『Let's Change The World With Music』
ですからね。降参です。

実はこのアルバムは純然たる新譜ではないらしく、
1992年にリリース予定で進められていたアルバム用の
曲たちを基に仕上げられたらしい。
本チャンのレコーディングは盟友Thomas Dolby
行う予定だったらしいけど、いろんな理由で1993年に
それは中断された。

結果、すべてPaddy McAloon一人で曲を作り、アレンジし、
演奏した打ち込み中心の作品となったわけだが、
それが余計に彼の「曲」を浮き彫りにする。

このアルバムの経緯を、The Beach Boysの『SMiLE』になぞらえた
ライナーノーツを、パディ自身がアルバムのブックレット内に
2Pに亘って書いている。
「17年経って、ここで進めていた曲が、僕のこれまでの
曲の中でも結構お気に入りの曲があるって、気付いたんだ
(残念ながら『Good Vibrations』はないけどね)」なんて。

でもね、5曲目の「Music Is The Princess」、
8曲目の「Falling In Love」を筆頭に、否応なく胸を鷲摑みに
するメロディがここには散りばめられている。
プリファブ・スプラウトを好きで良かったなー。

まるで隠遁者のような髭だらけの風貌の最近のPaddyだけど、
新しいプロジェクトも進めているみたいです。
僕はひたすら、次の作品を待ち続けることにします。

2009年9月13日日曜日

Norwegian Goods


素晴らしいなあ、というお話。

ノルウェイのシンガー・ソングライター、ボルゲ・シルネースによる
ユニット、それがディラン・モンドグリーン。
2007年にリリースされた1st『While I Walk You Home』は、
知る人ぞ知る名盤として認知されていた(みたい)。
僕はApple Crumble Recordsで1年ちょっと前に購入し、そのメロディの
豊潤さに感激したものだが、それっきり目新しいニュースを
他で聞くでもなし、彼のことを忘れていた。

しかし、今年8月、彼のニュー・アルバムのニュースが流れ、
しかも日本盤としてリリースされ、しかも同時に1stも再発
(初日本盤化)される、とのこと!
日本の発売元はFastcut Records。その独自のコネクション
と選球眼で、いつも唸らされているショップ&レーベルです。

で、2ndです。
1曲目の「(Come With Me To) Albuquerque」を聴けば
彼の音楽の素晴らしさは一聴瞭然。
人懐こいメロディにジェントルな歌声、曲に対して
適材適所に配される弦や鍵盤や管の、さりげなくも
効果的なあり方。
全然先鋭的ではないかもしれないけど、先日の
The Leisure Society同様、長く永く聴き続けることが
できるアーティストなんだろうなー、と思います。

さてさて、ノルウェイといえばSondre Lercheです。
さっきAmazonから新譜『Heartbeat Radio』
届きました。
ものすごく楽しみです。

あ、Kings Of Convenienceも新譜出たんだっけ。
にわかにノルウェイ周り、騒がしくなってきましたねー。





2009年9月11日金曜日

The Leisure Society


レコード・ショップは空前のビートルズ祭です。
僕は輸入盤のセットをステレオとモノ、それぞれ1個ずつ購入。
少しずつ聴き始めています。

オリコンのデイリー・チャートではステレオ・ボックスが3位、
モノ・ボックスが6位、単体モノでは『Abbey Road』を筆頭に
上位にランクインしています。
NMEのこのニュースにもあるように、本国イギリスでも
チャートをにぎわすこと確実です。

最近のレコード店頭は、いろんな追悼ばかりでちょっと
気が滅入っていたんですが、こういう「祭」はいいな。
どんなことであれ、ふだんCDを購入しないような層が
レコード屋に足を運び、購入する機会があるってのは
いいことだと思います。

さて、ビートルズ祭はいろんなメディアに波及しておりますが、
UKの音楽雑誌「MOJO」の最新号も表紙はFab4です。
で、これに付録で付いているCD、タイトルが『Abbey Road Now』
でして、同アルバムの全曲を、今現役バリバリのアーティストが
カヴァーする、という好企画。

Robyn Hitchcockのなりきりジョン・レノンな「I Want You」
とか、ヘロヘロな「Maxwell's Silver Hammer」を演奏する
Let's Wrestleとかいろいろ聴きどころ満載なんですが、
いちばん良かったのがThe Leisure Societyの「Something」。
Charlie Doreがカヴァーする「Here Comes The Sun」も含め、
ジョージの曲はカヴァー映えがするというか、汎用性があるというか、
そういう側面があるのかもね。ジョンやポールの強力な個性に対してね。

で、The Leisure Societyの「Something」は、なんとウクレレ中心の
アレンジからスタートして徐々に盛り上げていく(しかもリズムは
アップテンポのシャッフル~遅い8ビート~ボレロ)というアプローチ。
この1曲だけでも今月の「MOJO」、買いでしょ。

彼らに関しては、以前このブログで採りあげたように、非常に
クオリティの高い音楽性を持っていながら日本ではまだ無名。
彼らのブログによれば、名作1stアルバムが10月5日に
ボーナスEP付きで再発されるそうですから、彼らを
ご存じない方は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょう?

何度も書くけど、30年40年経っても色あせない音楽を
奏でている人達だと思うので。



2009年9月8日火曜日

wilsonic works 1


相変わらず歯は痛いのですが、それにすら慣れてしまった。
でも、ちょっと腫れているようでもあるので、やっぱ治療しなきゃな。

ところで、自分の仕事周りのお話を一切していなかったことに
気づきましたので、ちょっと今日は告知します。

まず、wilsonicの竹内がディレクターとしての初仕事
(というか初クレジットです)が、先月8月26日にリリースされた、
スピッツの35枚目のシングル、
「君は太陽」です(リリースしてから2週間も経っていますよ)。

この曲は、フジテレビ開局50周年記念作品である映画、
「ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡」の主題歌でもあります。

この映画、Production I.GによるフルCGアニメーションで
ありまして、僕も観ましたけどとっても丁寧に作られている
良い映画です(って、公開から2週間以上過ぎていますよ)。
ヨイショじゃなく、結構オススメです。

で、スピッツは6年ぶりのライヴDVDを11月4日にリリースする
んですが、現在はその編集やらジャケット制作やらの佳境
ですね。久々なだけに気合入れて作っています。

えーと、スピッツの仕事以外にもいろいろやっているんですが、
まだリリースとか発表できないものばっかりなんで、それはまた
日を改めて。

あと、よくわかりませんが、こんなイヴェントに出演することに
なりました。シンガー・ソングライターである、はやしいと
イヴェントです。
スケジュールだけ押えられて、何をするか何も教えてもらって
いません。

ダメな40代が繰り広げる白昼の悪夢?
どうなることやら…。