2010年5月23日日曜日

Rooney's 3rd Album is Forthcoming


ここで書くRooneyっていうのは、僕が書くんだから当然イングランドの
サッカー選手のことではなく、LAのパワー・ポップ・バンドのこと。

2003年のデビュー作は「Shakin'」のような正統派パワポと、
「Blue Side」のようなちょっとひねくれたメロディが同居した好盤。
豊かなヴォーカル・ハーモニーに感心して、
当時フリーペーパー「Smiley Smile」にリヴューを書いた。

この頃、メンバーは20歳に届くかどうか、くらいの若さだと知り、
さらにびっくり。

彼らの音楽にカリフォルニアの明るさだけではない、
ちょっとUKっぽい陰りも見られたりして、それがまた魅力だった。

ちょうど同時期にデビューしたThe Thrillsがアイリッシュなのに
カリフォルニアの音楽に憧れて音作りをしていたのと逆にね。


2007年のセカンド『Calling The World』は、ビルボードの
チャートで42位を記録。前作は100位以下だったから、
順調にステップアップ。
収録曲「I Should Been After You」のイントロには、
Brian Mayみたいな音が混じっているので多分
石崎光くんも好きだと思う(笑)。

そして、また3年の時を経てニュー・アルバム『Eureka』
が来月6月8日に発売になる。
これまでの2作はGeffen(日本ではユニバーサル)
からリリースされていたが、今回は
California Dreamin' Recordsという、ワーナー傘下の
いかした名前のインディ・レーベルからリリースとのこと。

今、彼らのオフィシャルでアルバムからのトラック、
「I Can't Get Enough」のMVやらアコースティック・
ヴァージョンの映像やら観られるので、気になる方は
チェックを。20代後半になった彼らの等身大のちょっと
アダルトなポップスが聴ける。
My Spaceで聴ける「I Don't Wanna Lose You」は
ちょっとWeezer入ったミディアム・ナンバー。

で、そんなちょっと渋めのアルバムになるのかな?
なんて幾分寂しく思っていたりもしたんだが(笑)、
今年2月にDLオンリーでリリースされた4曲入りEP
「Wild One」の1曲目、「Suckseed」を聴いてびっくり!
超ポップな真正パワーポップ・チューン!
弾けまくったポップ小僧っぷりにノックアウトですよ。
日本のiTunesでも購入できるので、よろしければ。

っていうことでますます3rdアルバムが楽しみになっている
今日この頃なのです。


ちなみにヴォーカルのRobert Schwartzmanは、
名前からも類推できるように俳優でもあり元Phantom Planet
現在はCoconut Records1stは傑作)という名前で音楽活動を
行っているJason Schwartzmanの実弟。
詳しくは書きませんが、ハリウッドのセレブリティな血筋であります。
それを知られるのがいやだったのか、最初の頃は名前を
Robert Carmineとしていたのだった。


2010年5月11日火曜日

wilsonic works 4 高杉さと美


これまた久々の更新です。そして久々の自分の仕事報告です。

竹内、初めてavexさんとお仕事しました。
ひょんなことから、高杉さと美さんのアルバムの楽曲を
プロデュースする、ということになったのです。
昨年末から今年の1月にかけて、アルバム中の1曲を
制作いたしました。

5月26日にリリースされる彼女の3rdアルバム『MASCARA』
収録の「sparky」という楽曲がそれで、スタッフは

編曲 & 共同プロデュース:石崎 光
エンジニア:佐藤宏明

という布陣です。
いやー、面白い仕事でした。
クノシンジにしてもタニザワくんにしても、他人への楽曲提供は
初めて、ということもあり、
そんでもって僕もこのような女性アーティストとの仕事に
あまり慣れていないこともあって、いろんなことが新鮮。
これまた非常に勉強になりました。

結果は、なかなか面白いトラックに仕上がったのではないか、
と自負しております。
今週からこのページで全曲試聴出来るようになったので、
ぜひともチェックのほどを。
他にもゲントウキ田中潤や、NONA REEVES奥田健介など、知り合いの曲も
あるので、そちらも試聴してみてください。


2010年4月14日水曜日

Mark Bacino's Back!!!


昼間、MGMTのニュー・アルバムを聴きながら街を
ぼけーっと歩きながらふと、
「そーいやMark Bacinoって最近何してんだろ?」
なんてことを考えていた。
彼のことを思い出したのは5年ぶりくらいだろうか?

で、自宅に帰ってきてもまだそのことを覚えていたんで
ネットで検索するとあなた、これが偶然にも来月に
久々のニュー・アルバムが発売される、とのこと。
こーゆーの、虫の報せっていうの?(違うか?)

1999年、今も昔も素晴らしい選球眼のUSインディ・レーベル、
Parasolからリリースされた彼のデビュー・アルバム、
『Pop Job』は、アートワークそのままのバブルガム・サウンド満載、
ポップなメロディに豊かなハーモニー、甘酸っぱい声。
僕は一気に彼のファンになった。

続く2003年の『The Million Doller Milkshake』は日本盤も
リリースされ、順風満帆かに思えたのだが、その後長い沈黙
(裏方としてTVやら映画やらの音楽を制作していたようだ)。

で、ここ数年彼のことは忘れていたのだが、なぜか今日
思い出しちゃったんだなー。
同じような経緯を辿っているOwsleyは、もっと頻繁に
思い出すんだがなー。

で、新譜ですよ。タイトルは『Queen's English』で、
5月18日にリリース。前作から実に7年ぶりの3rdアルバム。
オフィシャルで「Bridge & Tunnel」と「Happy」という曲が聴けます。
前者はベースに、Norah Jonesでお馴染みのLee Alexanderが
参加している、ちょっとGeorge Garshwinの影響を感じさせる
チェンバー・ポップ。後者はNilssonを想起させるピアノ&管
アレンジのミディアム・ナンバー。両方相当ヤバイ。

彼のmyspaceでは更に違う新曲も聴けるし、ブログでは
新曲に関する彼の解説が連載されているので、併せて
読むと楽しさ&期待倍増です。

なんか、ずーっと前に好きだった女の子が、
10年ぶりに逢ってもとっても素敵だった、みたいなさ(笑)。
何年も忘れていたくせに、何云ってんの?って云われそうだけど。

リリース元のレーベルはこちら。どうやらこのアルバムが
レーベルとしての初リリースになるそうで、CD、DLの他に、
ボーナスCDの付いたデラックス・エディションもリリースされる模様。
ここまで待たされたんだから、そっち買おうっと。






2010年3月31日水曜日

Last Day Of March


そうこうしているうちに3月も終わるので、無理やりブログを書く。
発語訓練は重要なのです。

SUB POPからの話題の新人、DUM DUM GIRLS
CDが昨日届いて、クレジットをチェックすると、
なんとプロデュースにRichard Gottehrerさんが絡んでいた。
ほー。

リチャード・ゴタラーといえば、60年代前半から活動している
ソングライター、プロデューサーで、代表作は

60年代・・・The Angels、自身のバンドでもあるThe Strangeloves
70年代・・・Blondie
80年代・・・The Go-Go's
90年代・・・The Judybats(地味だけど個人的に好きだった)
00年代・・・The Raveonettes

って感じ。
そしてこの10年代の幕開けにDUM DUM GIRLSですよ。
この息の長さとコンスタントさ。あやかりたい。

で、彼女らの初アルバム『I Will Be』ですが・・・。

スカスカのバンド・サウンドはバンド名も由来していると
思われるThe Vaselinsからの影響か?
また、最近のThe Drumsとかにも通じるすっとぼけたサーフ風味
もあるが、これはむしろThe Go-Go'sの直系なのか?とか。

まあ、SUB POPのバンドらしく時代の空気とはマッチしているし、
シングル曲「Jail La La」と、7曲目の「Blank Girl」は曲として
結構好き。
でも、そんなに「スゲー」とかいって煽るほどじゃないっす、個人的には。

ただ、Marshall Crenshawのプロデューサーでもある、
ニューヨークの音楽界の重鎮であるゴタラーさんのことを
書きたかったんだ。

さて、発語訓練終了。
4月からはつぶやくだけじゃなく、ブログもちゃんと書こう。




2010年2月28日日曜日

regret


うーむ。

2月、ついに1回もブログを更新しなかった。
書きたいネタはいくつかあったし、時間が
なかったわけでもない。

理由はふたつ。

①Twitterに時間をとられている。

②1月のBB5来日の総括ができていない。

以上。

3月は確定申告の季節でもあるので、しばらくまだまだ
更新できそうにないが、徐々に解凍していく予定。

ああ、なさけない。

2010年1月31日日曜日

Al Jardine on iTunes


The Beach Boys来日公演は結局10公演のうち、
5公演を観ることができました。
おかげで財政は大変なことになっておりますが、
こういうことのために働いているんだからしょーがない、
と言い聞かせております(誰に?)。

さて、その来日公演に関する自分なりの総括は近々
やろうと思っていますが、今日は唐突にAl Jardineネタ。

もうずーっと前からリリースするする、と云っている
待望の新作、というか初のスタジオ・レコーディングによる
ソロ・アルバム、『A Postcard From California』はまだ
リリースされていませんが、今回は2002年にリリースされた
ライヴ盤、『Live In Las Vegas』について。

正式なアーティスト名表記は、
Al Jardine, Family & Friends。
永らく廃番状態なので結構なプレミアがついているようです。

このライヴには、Brian Wilsonの娘であるWendy & Carnie、
つまりWilson Philipsの「Wilsons」がいたり、
Alの息子であるMattとAdam Jardineがいたり、
そのバンド名に恥じないわけですが、実はこの
ライヴ盤に今回のMike's BB5来日でもベースを
弾いていたRandell Kirschも参加しているんです。

そんなこんなでこのアルバムのことを調べていたら、
iTunesが大変なことになっていることに気付いたのです。


アルバム・タイトルは一緒なのに、CDと曲名が全く違う!
これはヤバイと早速DLしてみたところ、内容はCDと
完膚なきまでに同じ内容でした・・・(泪)。

なんだろこれ。
金返せiTunes。
この未曾有の経済危機に全くもって無駄な出費。

しかしなー、この曲目なんだろ?
ところどころにJan & DeanTommy James
そしてFive Americansなんかが隠れていますが、
どうしたらこんな間違いが起こるのか、さっぱりわからん?
そしてこれをiTunesに教える術はあるのか?
ちょっとコンタクトしてみようとようやく思ってきた今日この頃です。

なんだろこのブログ(反省)。

p.s. ちなみにこのアルバム、USのiTunesでは売られていない。
これまた謎です。

2010年1月20日水曜日

Spoon's New Album is Now Available


本日は僕がプロデュースで関わった、おとぎ話の3rdアルバム
『FAIRYTALE』の発売日。昨日、タワー新宿に行ったら
レジ前の特等席で展開されていて、嬉しくなった。

発売に合わせて特設サイトも公開、メンバーによる各曲解説やら
何やら、結構楽しめますので気になる方はぜひ。

さて、奇しくもおとぎ話と発売日が重なった(?)、
今やMergeレーベルを代表するバンド、
SPOONのニュー・アルバムについて。

昨日amazonから届いて、クレジットなどをチェックしていたら、
Thanksとかの下に1行、こう書いてあった。

BUYING RECORDS IN RECORD STORES IS COOL.

うーむ。
今や、NYにもLAにもほとんど新譜レコード屋が存在しなく
なっているアメリカの現状に対しての発言なのだろう。

これだけだったらまあ、「煽り」とか「嘆き」的な意味かなあ、
と思ってそのままにしていたかもしれないが、昨日から今日に
かけて彼らのtwitterで、「ここのレコ屋で俺らの新譜が買えるよ」
というツイートがいくつもつぶやかれていたのだ。
彼らは本気でした。

レコード屋で買おうよ、と。
パッケージを買ってよ、と。


週に2回はレコ屋に行くけど、それ以上に各国のamazonを
はじめとするネットのレコ屋で買い物している自分は
どうなんだろなー、と考える。

あと、もしかしたらもう別にパッケージじゃなくてもいいかも、
なんて思い始めている自分。

クールじゃねーのかもなー。

この辺、しばらく答えは出そうにないけど、2010年の1月の
自分のこういったモヤモヤを記録として残しておこう。
今日はそれだけです。

あ、SPOONの新譜、実はまだ聴いていません。
だって、内容は鉄板でしょ。
あと、彼らのツイートには、iTunesでも買えるよ、というのも
あるから、別にDLを否定しているわけでもない。
ただ、どっちがクールか、ってことなんだよね。


っていうことで、今日からビーチボーイズ来日公演スタート!