ジョン・ブライオンとジェイソン・フォークナー。
なんて昨日ふと気付いた。
そんなこと考えている人間が少なくとも50人くらいは
いるんじゃないか、この東京に、なんて。
The Graysの素晴らしすぎる唯一のアルバム
『Ro Sham Bo』がリリースされたのが1994年、もう
今から15年も前のことだ。
Paisley Undergroundの名バンドの若きギタリストとして
シーンに登場し、その後二人のグレイトなソングライターがいる
バンドに加入。「第三の男」であったJasonは、1stアルバム
リリース後に脱退し、自分がメインとなるバンドを結成すべく
The Graysを立ち上げた。
蓋をあけてみると、メンバーのJon BrionとBuddy Judge
がJasonと均等に曲を書くという結果になっていたが、
その内容は非常に素晴らしく、現在入手不可能なのが
もどかしいし、当時も全く顧みられなかったのが悔しい。
皮切りにソロ・キャリアを積み重ね現在に至り、
Jon Brionは基本裏方に回り、プロデューサー、
映画音楽作家として頭角を現すようになる。
そんな二人が2009年の11月、東京でニアミス。
いや、ジョンは別に来日したわけじゃないけど。
飽くまでも僕の中でのニアミス。
だって、『脳内~』は2008年の作品で、ようやく日本で
公開された、ってだけのことだから。
長く音楽を聴いていると、いろんなことがあるなあ、と。
それぞれの映画、ライヴの内容に関して全く触れていませんが、
悪いわけがないでしょう、ということで。