2009年8月15日土曜日

SUMMER SONIC 09 vol. 2

8月8日(土)


Lenka (Mountain)

Paolo Nutini (Mountain)

Little Boots (Sonic)

Mando Diao (Mountain)

Golden Silvers (Island)

Placebo (Marine)

The Ting Tings (Sonic)

Tom Tom Club (Dance)

Elvis Costello And The Imposters (Mountain)

The Specials (mountain)


残念なのはマジでB’zを観られなかったこと。

僕はコステロを選びました。そしてそれは間違っていなかったと思うけど、

サマソニのB’zは観ておきたかったなーと。


この日の掘り出しものはPaolo Nutini

the telephonesを観ようとDance Stageに行ったら、

入り口前に人がごった返していて入場規制状態。

しょうがないなー、と大して期待もせずに(失礼!)

Mountain Stageに行ってPaoloのステージを観る。

CDでは前もって聴いていたし、UKのチャート上では上位に長くいることも知っていた。

でもなんか人気の実態がイマイチつかめずにいたところ、ライヴを観て納得。

この人、ライヴがめちゃくちゃいいんです。

あと、若い美少年っていうことも当然重要な要素。

曲もそうなんだけど、達者なバンド・メンバーと奏でるそのサウンドは、

イギリスの若者が好んで演奏するタイプのそれとは一線を画し、

古き良きアメリカン・ロックンロール・マナーを咀嚼した音楽だった。

もっと「表面的なんちゃってルーツ系」な人(どんな人?)かと思っていたんですが、

本当に失礼しました。期待せずに観て感動できて、フェスの効用って

こういうことだよなー、とひとりごちた次第。

それと特筆すべきはそのPA。サウンド・エンジニアには今回のサマソニ

音響大賞をあげます。ミュージシャンが出している音も素晴らしかったんだろうけど、

本当にいい音で聴けた。


The Golden Silversはギターレスのトリオ・バンド。

こちらもCDではあまりピンと来ていなかったんですが、人懐こいステージング、

どこかしらBrian Wilson成分を感じさせるアレンジメントなどに好感を持ちました。


Elvis Costello

80年代の曲を多めにピックアップしましたが、終盤の

(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love And Understanding」~「Alison

という流れでよよと泣き崩れそうになったのは僕だけではあるまい。

ただ前述のPaoloくんと較べちゃなんですが、音が良くなかった。

特にコステロ本人のギターが。

まあ、それが好きなんだといわれたらそれでおしまいですけど、

個人的には残念でした。


最後のスペシャルズは、Terry Hallのご尊顔を拝見して数曲観て帰りました。

僕が大好きなテリー・ホールは実はスペシャルズじゃなくて、

Terry, Blair And Anouschkaなんです(マジで)。


しかしこの日、Tom Tom Club以外ほとんどUK or EU系しか観てないね。