2009年8月10日月曜日

The Duckworth Lewis Method


これ、最高です。

The Duckworth Lewis Method←amazon/co/jp品切れ中。

UKのamazonから届いてしばらく放っておいたんだが、今日聴いてみたら
とてつもなく素晴らしくって、「一体この人何者?」と、自分で買っておきながら
もう一回調べてみたら、The Divine ComedyのNeil Hannonの新プロジェクト
だったから購入した、という経緯が判明。うん、そりゃ買うわな。

で、彼らのmyspaceをチェックすると、フレンズには見知った顔がずらり。
で、もう一回CDのクレジットを見ると、Neilと共にこのバンド(ユニット)の
メンバーとして名を連ねているのが、PugwashのThomas Walshだという
ことがまた判明。

世界中のXTCマニアにはつとに有名なダブリンが産んだポップ・アイコン、
Pugwashまで登場です。これでもう、このプロジェクトの信頼度は圧倒的に
完璧なわけです。PugwashのメンバーのKeith Farrellはこのアルバムで
エンジニアを務めているしね。

で、このアルバムの素晴らしさ。
うまく言い表すのが難しいんだけど、ジャンルでいえば、「モダーン・ポップ」
でしょうか。
70年代のイギリスで、10CCとかDeaf SchoolとかSailorとかがいた頃のあの
雰囲気がありながら、エキセントリックな匂いはなく、限りなくニュートラルに
ポップスを楽しんでいる、そんな感じ。もちろん、XTCやPugwash、それに
ディヴァイン・コメディのファンも大いに楽しめるはず。

あ、あとこのアルバムというかユニット、クリケットがメインのテーマみたい
なんですけど、多くの日本人にとって、クリケットというスポーツというか
文化は、なかなか理解しがたいものがありますねー。だって、場合に
よっては1試合が何日も続くんだってさ。意味わかんないよ。
優雅だけどねー。

ということで、次はサマソニ・レポート、必ずや。