ありがたいことだなあ、というお話。
というか感謝、というか。
要するに今月、いろんな音楽雑誌でスピッツが
表紙になっていて、それはとてもバンドとして
理想的な姿なんじゃないか?ということなんだけど。
ホント、ありがたいことです。
今回のタイミングでスピッツ(もしくは草野マサムネ)
が表紙にピックアップされている雑誌は、以下の通り。
「ミュージック・マガジン」(20日発売)
こんなに多くの表紙を同時期に飾らせてもらえたことは、
かつてなかったんじゃなかろうか?
加えて、これらの雑誌の前の号の表紙は誰だったか、
というのを調べてみると、上から・・・、
凛として時雨
GLAY
VAMPS
マキシマムザホルモン
Cocco
キリンジ
となる。
月刊誌、隔月誌など入り混じっているため、タイミング
の違いもあり、本当の意味で横並びではないんだけど、
こうして比較してみると雑誌のスタンスや
読者層の違いが見えてくるかと。
それなのに、各誌がスピッツの新譜に対して
フォーカスを合わせてきてくれた。
バンド結成23年、来年デビュー20年、
オリジナル・アルバム13作目の "ヴェテラン" バンド。
アルバム収録全14トラックの内、半分の7曲に
タイアップがついている、というのも史上初。
なんだろう、ここにきてこの「需要」は?
音楽業界の現状と照らし合わせてみれば、
思うところ、考えるべき側面はいっぱいある。
でも今は、ただただありがたいな、と。
君たちがやってきたことは間違ってなかったよ、
って云われているみたいで。