2010年4月14日水曜日

Mark Bacino's Back!!!


昼間、MGMTのニュー・アルバムを聴きながら街を
ぼけーっと歩きながらふと、
「そーいやMark Bacinoって最近何してんだろ?」
なんてことを考えていた。
彼のことを思い出したのは5年ぶりくらいだろうか?

で、自宅に帰ってきてもまだそのことを覚えていたんで
ネットで検索するとあなた、これが偶然にも来月に
久々のニュー・アルバムが発売される、とのこと。
こーゆーの、虫の報せっていうの?(違うか?)

1999年、今も昔も素晴らしい選球眼のUSインディ・レーベル、
Parasolからリリースされた彼のデビュー・アルバム、
『Pop Job』は、アートワークそのままのバブルガム・サウンド満載、
ポップなメロディに豊かなハーモニー、甘酸っぱい声。
僕は一気に彼のファンになった。

続く2003年の『The Million Doller Milkshake』は日本盤も
リリースされ、順風満帆かに思えたのだが、その後長い沈黙
(裏方としてTVやら映画やらの音楽を制作していたようだ)。

で、ここ数年彼のことは忘れていたのだが、なぜか今日
思い出しちゃったんだなー。
同じような経緯を辿っているOwsleyは、もっと頻繁に
思い出すんだがなー。

で、新譜ですよ。タイトルは『Queen's English』で、
5月18日にリリース。前作から実に7年ぶりの3rdアルバム。
オフィシャルで「Bridge & Tunnel」と「Happy」という曲が聴けます。
前者はベースに、Norah Jonesでお馴染みのLee Alexanderが
参加している、ちょっとGeorge Garshwinの影響を感じさせる
チェンバー・ポップ。後者はNilssonを想起させるピアノ&管
アレンジのミディアム・ナンバー。両方相当ヤバイ。

彼のmyspaceでは更に違う新曲も聴けるし、ブログでは
新曲に関する彼の解説が連載されているので、併せて
読むと楽しさ&期待倍増です。

なんか、ずーっと前に好きだった女の子が、
10年ぶりに逢ってもとっても素敵だった、みたいなさ(笑)。
何年も忘れていたくせに、何云ってんの?って云われそうだけど。

リリース元のレーベルはこちら。どうやらこのアルバムが
レーベルとしての初リリースになるそうで、CD、DLの他に、
ボーナスCDの付いたデラックス・エディションもリリースされる模様。
ここまで待たされたんだから、そっち買おうっと。